マレーシアやシンガポールのマクドナルドやケンタッキーフライドチキンは日本と味が違うの?ハラルの世界!
こんにちは! メグです(*'▽')
ページを見てくださり、ありがとうございます!
このマークをご存知ですか?
これはハラル(ハラール)商品という証明のマークです。
ハラルとはアラビア語で「許されている」という意味で、イスラム教徒の人たちが口にすることが出来ると解釈されています。
イスラム教徒の人たちは宗教により、触ることや食べることを禁じられているものがいくつかあります。
それを見分ける手段の一つとしてハラルマークは役に立っているわけです。
中東などほとんどの国民がイスラム教徒であればハラルマークなど必要はないのですが、他民族国家のマレーシアでは間違って口にしてしまうことを避けるため、とても重要な役割を果たしています。
ハラル認定の始まりは1974年マレーシアからと言われています。
ハラルの反対の言葉でノンハラル(ハラーム)があります。
ハラームは「禁じられた」という意味で、イスラム教徒の方たちは食べることや触ることを禁止されているものに対して使います。
マレーシアのスーパーでは、たくさんのイスラム教徒の方たちのため、ハラルコーナーがメインでになっており、ノンハラルコーナーは片隅に設けてあります。
☆ハラルなもの
・魚
・野菜、果物
・玉子
・牛乳
・イスラム教の教えに従った方法で処理された動物の肉(豚肉以外)
など
☆ノンハラル(ハラーム)な食べ物
・お酒
・豚肉(加工品を含む全てのもの)
・イスラム教の教えに従っていない方法で処理された動物の肉
・処理される前に死亡した動物の肉
など
☆ノンハラルな食べ物以外のもの
・犬
など
書き出すときりがないのですが、良いもの、悪いものが明確に分かれています。
しかし、これは国によっても宗派などによってもやや解釈が異なるようです。
例えば、お酒はノンハラルのため禁じられているものです。
ですが、お酒を飲むことにより酔うことがいけないと言われてるので、掃除などで扱うことは良しとする人もいます。
先日、飛行機に乗った時、私の隣にイスラム教徒の女性が座りました。
その方は機内で出されたお菓子にハラルマークがなかったため、CAさんに確認し、ハラルフードだと伝えられていました。
しかし、マークがないので不安だから食べられないと私に話してくれました。
彼女のようにマークがないと食べることが出来ないと解釈する人もいます。
それぞれの人がそれぞれに思うイスラム教の解釈があるため、全て同じということはないようです。
如何でしたか?
日本に住んでいるとハラルについて気にならないですが、マレーシアにいるとハラルが当たり前になります。
もちろんですが、マクドナルドもケンタッキーフライドチキンもハラルフードになっています。そのため同じ商品名が付いている商品でも味は若干異なります。
さすがにファストフード店の食べ比べは出来ないですけどね~(笑)
最後までお読みくださり、ありがとうございました(*´ω`)
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ジュンパ ラギ!
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